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西アフリカベナン共和国で アフリカンプリントを使ったものづくりを行い 現地の雇用創出に取り組んでいます。 ベナンの職人が愛情込めて製作する 日本の品質に劣らない色鮮やかなアイテム どうぞご覧ください。

『寄り添い、ともに歩む』

2014年、青年海外協力隊として西アフリカベナンに渡りました。 そこで出逢った仕事のなかったシングルマザーと当時2歳の男の子。 お母さんは、知人に小銭やおかずを分けてもらうなど援助に頼って生活をしていました。 話しを聞くと、彼女は仕立ての学校を卒業していましたが、ミシンがないため仕事はしていませんでした。 せっかく仲良くなった彼女に私も何かしたいと考えましたが、物資の支援などの一時的な援助はしたくありませんでした。 そこで私は彼女と一緒にアフリカンプリントを使った商品の製作を始めることにしました。   高校の時のタイ留学をきっかけに、学生時代は「途上国の問題を解決したい」という大きな目標を持っていましたが、現地で活動をする中で形を変えていき、今はシェリーココの仲間たちの生活を支えていくことがモチベーションになっています。 ベナンの人々は、日々の生活を懸命に送っています。経済的に裕福でない人も、困った人がいればすぐ手を差し伸べ、赤の他人でもお金に困っている人がいれば、自分が借金をしてまで用立ててあげます。私はそんな彼らの姿勢が大好きです。 『目の前の家族を救いたい』 ベナンで出会った人たちは私にとって赴任先の途上国の人という肩書きを超えて家族でした。 そんな家族と寄り添って歩んできたからこそベナンという決して整った環境ではない地においても長く想いを絶やさずビジネスを展開できています。 彼女たちがいる限り、私はこれからも寄り添い、ともに歩んでいきたいです。 代表取締役社長  川口 莉穂

可愛いだけでも支援になるだけでもない 両方を兼ね備えたブランドを目指して

シェリーココは、アフリカに関心のない層の方にも手に取ってもらえるようデザインにもこだわっています。 例えば、浴衣の柄は、日本の伝統衣裳にも馴染むようあえて少し和柄っぽいものを選んでみたり。エプロンは室内で使うものなので、とことん華やかな柄を選ぶなど、一つ一つの商品に合った柄選びをしています。 また、柄の使い方にもこだわっており、無地布と合わせた商品も販売し、アフリカンプリント商品を手に取るのが初めての方にもご好評いただいております。 このように、柄選びから商品デザインまで、細部にわたってこだわることで、お客様には「アフリカで作られているから、可哀想だから」ではなく「可愛いから」買ってもらえるような、日本人の好みに合った商品作りに取り組んでいます。 またシェリーココの全ての製品は水通しを行っておりますので、色落ちもしづらく安心してお使いいただけます。 ベナンの職人にとって、日本人相手のものづくりはとても難しく、日本クオリティの製作に不満を持ち辞めてしまった人もいます。そのため、現在一緒に働いている職人は日本のお客様のことを1番に考えられる人ばかりです。 最初は真っ直ぐに縫うことさえできなかった職人が、後から入ってきた職人に技術指導をしている様子をみた時の感動は忘れられません。